レコーディング本番でも使用していただきましたのでNeo Japanesqueの新譜のエレキギター音はMarshall 1960A 212JSで鳴らした音という事になります。気になる方は新譜を楽しみにお待ちください!和楽器が映えるとてもカッコいいバンドで、海外でも人気があるようです。ちなみに前作もJOYSOUND 601 Studioでのレコーディングでした。要チェックです!
https://www.neojapanesque-official.com/
8/18〜21までレコーディングでご使用いただいております和洋楽器混成バンド「Neo Japanesque」のギタリスト與儀隆一さんにMarshall 1960A 212JSを試奏していただきました。 いただいた感想は、是非!動画を見ていただきたいのですが、極めて好評でした。「バランスが良い」という感想は、私も意識してチューンアップを進めていた部分ですので一安心です。
レコーディング本番でも使用していただきましたのでNeo Japanesqueの新譜のエレキギター音はMarshall 1960A 212JSで鳴らした音という事になります。気になる方は新譜を楽しみにお待ちください!和楽器が映えるとてもカッコいいバンドで、海外でも人気があるようです。ちなみに前作もJOYSOUND 601 Studioでのレコーディングでした。要チェックです! https://www.neojapanesque-official.com/
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さて、その1では送られてきたキャビを解体するところまででしたね。 ここからは製作内容を細かく見ていきましょう。 出来上がったバッフルです。本来は1枚板で作られるべきバッフルですが、Aキャビでは上部をスラントさせる為、2分割されています。これを硬質なフィンランドバーチで作りガッチリ固定することで不要な振動を減らします。また、スピーカーホールの周囲はテーパー加工をして音が綺麗に飛んでいく効果を狙っています。 グリルクロスで覆われてしまうと見えなくなりますが、見えない所にこそこだわりを(笑) グリルクロスを貼るのは結構大変な作業なのですが、作業中の写真は撮り忘れました(笑) そしてキャビネットと合体させると完成が近いぞ!という雰囲気になりますね。 お次は、このバッフルをさらにガッチリさせる為のツッパリ棒、強化型スタビライザー「ツッパリ野郎1号」です。 未塗装の木の棒が標準仕様の突っ張り棒です。そしてオイルフィニッシュで仕上げられた方が強化型スタビライザー「ツッパリ野郎1号」です。見るからに強そうですね〜〜〜。ではこいつに突っ張ってもらいましょう! じゃ〜〜ん!あとはスピーカー付けてバックパネルで蓋をすれば完成なのですが、今回はなんとバックパネルにも一工夫しました。バッフルと同じく硬質なフィンランドバーチで製作したのです。 仮フィッティングして問題がないことを確認。その後、強化型スタビライザー同様にオイルフィニッシュで仕上げていきます。 オーナー様が準備したスピーカーユニットEVM-12Lを2基取り付けていきます。見た目は違いますがどちらも正真正銘のEVM-12Lです。シルバーの方はOEMバージョンのようですね。 今回は8Ωスピーカー2基を直列に繋いで16Ω仕様のキャビネットとします。 オイルフィニッシュのバックパネルも装着し完成です!! どうです?このルックス。バックパネルが思いの他カッコイイ!さて、この後スタジオに持ち込んで音出し予定ですが、タイミングよくギターのレコーディングが入っているのでオーナー様の許可をいただき実戦投入してのレビューができるかもしれません。ご期待ください!
このMarshall 1960Aのチューンアップ。元はといえば、私阿部の個人的なこだわりで始めたのですが、この度「Marshall 1960A 212JS」と命名しました(笑) ※本記事同様のチューンアップをご希望の方はコチラからお問い合わせください。 [email protected] 先日のRadical Humanism スタジオライブ生配信以降、お問い合わせが増えてきましたライブ配信、JOYSOUD 601Studioならではのメリットをまとめてみました。 メリット1「音響特性に優れた設計のブースをフル活用」 簡単に説明しますと良い音の部屋から配信できるということです。音が響きすぎたり、不要なノイズ(暗騒音)が存在する環境からの配信もよく見かけますが、レコーディングスタジオではそのような事はありません。良い音を良い音のまま収録する為に作られた空間ですから当然です。またブースの数とレイアウトも重要になってきます。ここで601Studioのレイアウト図をご覧ください。 ご覧の通りメインブースは30㎡(約20帖)以上の広さがあり多人数の案件にも楽々対応できます。ボーカルブースとピアノブース、2つの小ブースも備えており各楽器のセパレーション(分離)もバッチリでライブハウスやリハーサルスタジオでは難しいクリアなミックスも可能です。 先日のRadical Humanismはドラム、ベース、キーボードのインストトリオでしたので贅沢にもボーカルブースはベースアンプ専用のアイソレーションブースとして使用する事にしました。ご覧の通り601Studio自慢のビンテージAmpeg V4-Bがデーン!と置かれております。マイクもNeumann U47fetが設置されておりますが、これもライブハウスではあまり見かけない光景ですね。 また、この日はキーボードの他にピアノブースにあるグランドピアノも使用しましたが、ベースアンプをブースに入れる事によってドラム、ピアノ、ベースの音が干渉する事なくクリアな音でMIXが可能となりそのまま配信が可能です。 コントロールルームも30㎡(約20帖)の広さがありますので、配信機材を置いても広々です!またディレクターズデスクも備えておりますので演者への指示などもリラックスして行うことができ長時間の案件も快適です。クリエイティビティーを最大限に引き出す快適な空間が自慢。 メリット2「デザイン性の高い空間からの配信」 601Studioは設計段階から「見た目も音のうち」をコンセプトにしており、内装のデザイン性が高いスタジオとなっております。一言で言うと、カッコいい!(笑) 間接照明が多いのも特徴の一つで、ライブ配信の際にはPhilips HUE等を利用し、カメラ写りを意識したライティングをしております。 ライブハウスや味気ないリハーサルスタジオとは一味違ったデザイン性の高い空間からの配信は価値があると思いますが、いかがでしょうか? 大手楽器メーカーIbanez様のプロモーション動画にも度々ご使用いただいており、アーティストのMV撮影実績も多数ございます。 メリット3「贅沢かつ潤沢な機材」 音響機材に関しては今更説明不要かもしれませんが、レコーディングよりも即時性が求められるライブ配信では601Studio常設のアナログアウトボードが大活躍します。マイクプリアンプはもちろんコンプレッサーやイコライザーもハイスペックなアウトボードが多数ありますのでフル稼働で対応します。案件の規模によっては隣の602Studioから機材を移動することも可能です。また、ライブハウスでは使われることの少ないリボンマイクやハイエンドコンデンサーマイクなどがふんだんに使用できるのもレコーディングスタジオのメリットですね。 配信機材に関してはハイスペックなゲーミングPCを中心とした安定したシステムが構築できており、カメラはPanasonic HC-X1000やLumix DMC-GH4の他GoPro Hero4が6台Hero8が2台、SONY HDR-AS300が1台。スイッチャーは使い勝手の良いRoland V-1HDを使うことが多いです。その他にはRolandのXS-84H、Blackmagic Desigh ATEM mini Pro等が揃ってます。 メリット4「グランドピアノ完備」 601Studioの主 YAMAHA S6B-DKVPROです。これはかなり贅沢な環境ではないでしょうか?先日のRadical Humanismのライブ配信では曲によってキーボードとグランドピアノを使い分けており、ブース間を行き来するという面白い演出となっておりました。 メリット5「面白いこと大好きなスタッフ一同」 若干手前味噌ですが(笑)とにかく楽しんでやっています。スタジオの音響スタッフだけでなく、ライブ配信の際には映像のスペシャリスト達が応援に来てくれます。我々はカラオケメーカーですので様々な分野のスペシャリストが在籍し、日々新しい事にチャレンジしたり、研究開発を行なっております。上記で紹介した配信機材も実は既に社内にあったものばかりで、私が「スタジオからライブ配信したいんだけど、、、」と相談したら「じゃあこれ使って〜!」と、あっという間に揃ってしまいました。試験的にピアノの自動演奏等でテスト配信を繰り返し、この度、準備が整いました。 先日のRadical Humanismのライブはアーカイブがご覧頂けます。 今月より本格稼働しておりますスタジオライブ生配信。課題はありますが好調です。 コンプやEQ等のアウトボードもフル稼働! 先日のRadical HumanismのライブではPhilips HUEを使用したラインティングも! 今後Philips HUEと一眼カメラの増量をする予定です。 ※本記事同様のチューンアップをご希望の方はコチラからお問い合わせください。 [email protected] 1年ほど前、601スタジオのマーシャルキャビに大掛かりなチューンアップを施し、その様子を当コラムでご紹介させていただいたのですが、その記事をご覧になった方から同様のチューンアップをしたい!とのお問い合わせがあり、タイトルの通りMarshall 1960Aチューンアップ再び!となりました。 まずは復習がてら、前回行ったチューンアップのコンセプトは下記の通りでした。 ■オーディオ的な質の向上の為に ①硬く重い材でバッフルを作成(スピーカー2発仕様とします) ②2枚に分割されたバッフルの接合精度を上げる ③バッフルの固定方法を見直し強度を上げる ■楽器としての鳴りを失わない為に ①吸音材を入れたり、過度な制振処理で箱鳴りを殺すような事はしない 今回も前回同様、カーオーディオプロショップ「HOT WIRED」さんで実施いたします。 早速遠方から名古屋までキャビを配送いただきましたので各部をチェックしながらバラしていきます。 今回もスピーカー2発仕様とするのですが、使用するスピーカーはElectro VoiceのEVM-12Lで、とのオーダーです。既にEVのスピーカーが2発取り付けられて配送されてきました。画像の通り正面から見て左上と右下がEVで、他の場所にはスピーカーが取り付けられていません。 バックパネルを外して裏から見るとこんな感じ。左下のスピーカーはOEMタイプのEVM-12Lで右上が製品版かと思います。 右側の頼りないの突っ張り棒は左側の強化型スタビライザー「ツッパリ野郎1号」(命名:HOT WIRED三輪さん)に交換されます。 今回、作業風景は全て動画で記録していく予定ですので、私とHOT WIRED三輪さんの「爆笑!おっさんトーク」もお楽しみいただけるかと思います。 早速一日目の様子をアップロードいたしましたのでご覧ください! お久しぶりです、JOYSOUND 601 Studioの阿部です。我々の業界はコロナの影響をもろに受けており、決して明るい話題ばかりでは無いのですが、スタジオは6月より再稼働しています。ありがたい事に以前にも増して沢山のお客様にご利用いただいており、毎日忙しく過ごしています。
長らく修理に出したまま不在だったGTP8がようやく戻って来ました。 ドラムやボーカル等のRecに大活躍のマイクプリアンプで「601Studioで最も出番が多いマイクプリアンプ」と言って過言では無いGTP8ですが、8チャンネルのうちいくつかのチャンネルで「ゴゾゴゾ、、」と言ったノイズが出るようになっていました。早く修理に出したかったのですが、何せ「601Studioで最も出番が多いマイクプリアンプ」です。修理に出すと一気に8チャンネル丸ごと失う訳なので、それはとても辛い。。。。 騙し騙し使っていたのですが、タイミングを見計らって年末に修理を依頼していたのです。 しばらくは下の画像のようにラックに空きがある状態が続き、、、なんだか寂しい(笑) やはり収まるべき所に収まるべき物があると安心しますね。 GTP8大好きなエンジニアの皆様、大変お待たせいたしました! 再び存分にご使用いただけます。 早いもので2019年もそろそろ終わりですね。年の瀬の仕事がひと段落したタイミングで601 Studioは機材のバージョンアップを行いました。コトの発端は来年早々に大人数のバンドレコーディングの依頼が入った事でした。これまで601 Studioの同時録音可能なトラック数は24でしたが、それでは足りない案件です、、、、汗 ニアフィールドモニターをGenelec 8341Aに変更しました。amphionを始め何種類かデモ機を借りたのですが、結局こちらの機種に落ち着きました。音質はこれまで使っていた8040と比較すると「地味、、、」という印象でしたが、一週間ほど使用してみたところ「なるほど、コレは信用できる音だな」と思うに至り導入しました。音場補正システムGLMの設定も簡単で使いやすいですね〜。今回は602 Studioの分も含め2セット購入!という気に入り具合。 NEUMANN U47 FETを1本追加して2本同時使用可能としました。リズム録りの際、バスドラとベースアンプで取り合いになる事が多かったのですが、そんな心配もなくなりました。 SCHOEPS CMC6 w/MK 22のステレオペアです。DPA 4011Aをもう1セット増やそうか?とも考えたのですが、どうせなら、、、、と思ってのチョイスです。 ステレオEQ API 5500です。なかなか気持ちの良い効きのEQで個人的に超好みのイナタイ音質です。これはマスターにインサートする機会が増えそうです。 AKIMA & NEOSのベースアンプヘッド Wild Bass 100です。601 StudioにはAmpegのV-4BやB-15Nというビンテージのベースアンプがあるのですが、良くも悪くもビンテージ。音は素晴らしいのですが、故障が多く、ノイズにも手を焼きます。
この画像の物体は何だかわかりますか?これらは全部、ギターやエフェクター、アンプ等に使用されるコンデンサーです。しかもすべて貴重なビンテージ品です。 昨日601Studioでは、レコーディングと並行し、ビンテージコンデンサーをかき集めて、とある興味深い実験が行われました。 ことの発端は私の友人から「ベースのピックアップを交換したらハイが耳障りになったのでコンデンサーを交換して解消したいのだが、オススメがあれば教えて欲しい」という相談を受けた事に遡ります。 こんな時に頼りになる人と言えば、、、、、この人です! 本コラム2度目の登場! Ibanezでエフェクター開発をされている杉浦さんです。 冒頭のビンテージコンデンサーはすべて杉浦さんのコレクション。これらをベースに取っ替え引っ替えし、好みの音色になる物を選ぶという、なんともマニアックかつ楽しいイベントです。 まずは下準備としてベース(Gibsonサンダーバードベース)にミノムシクリップを付けて、コンデンサーを簡単に交換して比較できるようにします。 あとはひたすら好みの音色になる物を探し出すのみ。出音の第一印象と直感で選んでいきます。上の画像はある程度選別した状態で、上段は好みに近いもの。下段はそうでないもの。 トーンのポットを全開にしていればコンデンサーの影響は受けないはず?ですが、全開にしていても不思議な事に1個1個音が変わります!大変興味深いですね~。これはハマるとヤバい世界に突入すること間違いなしです。 最終的には左側のオレンジ色の物(ブランドは忘れました、、笑)に決定!右側は元々付いていたオリジナル。 ミノムシクリップを外し、直接ハンダ付けし、再度出音の確認をします。 おっと、、、ミノムシクリップ経由でなく直接ハンダ付けした事によっても音質が変わりました。といってもキャラクターはそのままなので問題はないでしょう。 今回相談をしてくれた私の友人、京都からお越しの古牧さんも納得の表情です!
ちなみに古牧さん、この青いサンダーバード以外にもEBやRDなどを複数本所有するGibsonベースマニア。その上相当の車好きですので、私と趣味が合うのです(笑)この日もRENAULT TWINGO GTというマニアックな車で登場されました。イタフラ車大好きな私も当然試乗させていただいたのは言うまでもありません。 とても楽しい日曜日の601Studioでした。 |