名古屋 グランドピアノ完備のレコーディングスタジオ JOYSOUND 601 Studio

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チーフエンジニア阿部​によるマニアックコラム

Marshall 1960A チューンアップ再び! その2

8/15/2020

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※本記事同様のチューンアップをご希望の方はコチラからお問い合わせください。
mod1960a@gmail.com

​先日のその1に引き続きその2なのですが、実はすでに完成しております(笑)
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さて、その1では送られてきたキャビを解体するところまででしたね。​
ここからは製作内容を細かく見ていきましょう。
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まずはバッフルの製作です。12インチ2発仕様ですのでスピーカーホールは当然二つのみです。

今回使用するスピーカーはオーナー様の好みでEVM-12L。重いスピーカーですので、取り付け用のネジ穴を4ケ所から6ケ所に増やしガッチリ固定します。
​本当は8ヶ所固定にしたいのですがバッフルを取り囲む枠と干渉する場所がありますので6ヶ所としました。
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出来上がったバッフルです。本来は1枚板で作られるべきバッフルですが、Aキャビでは上部をスラントさせる為、2分割されています。これを硬質なフィンランドバーチで作りガッチリ固定することで不要な振動を減らします。また、スピーカーホールの周囲はテーパー加工をして音が綺麗に飛んでいく効果を狙っています。
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グリルクロスで覆われてしまうと見えなくなりますが、見えない所にこそこだわりを(笑)
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出来上がったバッフルに新幹線などにも使用されているハイテク制振塗料「ダイポルギー」を塗布していきます。

今回はMarshallロゴを金色のスモールロゴに変更しますので、位置合わせをしています。

そして新品のグリルクロスを貼っていくのですが、今回は純正のブラックではなくビンテージテイスト溢れるソルトアンドペッパーに変更です!
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グリルクロスを貼るのは結構大変な作業なのですが、作業中の写真は撮り忘れました(笑)
そしてキャビネットと合体させると完成が近いぞ!という雰囲気になりますね。
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お次は、このバッフルをさらにガッチリさせる為のツッパリ棒、強化型スタビライザー「ツッパリ野郎1号」です。
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未塗装の木の棒が標準仕様の突っ張り棒です。そしてオイルフィニッシュで仕上げられた方が強化型スタビライザー「ツッパリ野郎1号」です。見るからに強そうですね〜〜〜。ではこいつに突っ張ってもらいましょう!
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じゃ〜〜ん!あとはスピーカー付けてバックパネルで蓋をすれば完成なのですが、今回はなんとバックパネルにも一工夫しました。バッフルと同じく硬質なフィンランドバーチで製作したのです。
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仮フィッティングして問題がないことを確認。その後、強化型スタビライザー同様にオイルフィニッシュで仕上げていきます。
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オーナー様が準備したスピーカーユニットEVM-12Lを2基取り付けていきます。見た目は違いますがどちらも正真正銘のEVM-12Lです。シルバーの方はOEMバージョンのようですね。
今回は8Ωスピーカー2基を直列に繋いで16Ω仕様のキャビネットとします。
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オイルフィニッシュのバックパネルも装着し完成です!!
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どうです?このルックス。バックパネルが思いの他カッコイイ!さて、この後スタジオに持ち込んで音出し予定ですが、タイミングよくギターのレコーディングが入っているのでオーナー様の許可をいただき実戦投入してのレビューができるかもしれません。ご期待ください!

このMarshall 1960Aのチューンアップ。元はといえば、私阿部の個人的なこだわりで始めたのですが、この度「Marshall 1960A 212JS」と命名しました(笑)

​※本記事同様のチューンアップをご希望の方はコチラからお問い合わせください。
mod1960a@gmail.com
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    JOYSOUND 601 Studioチーフエンジニア阿部峰久

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