さて、その1では送られてきたキャビを解体するところまででしたね。
ここからは製作内容を細かく見ていきましょう。
ここからは製作内容を細かく見ていきましょう。
出来上がったバッフルです。本来は1枚板で作られるべきバッフルですが、Aキャビでは上部をスラントさせる為、2分割されています。これを硬質なフィンランドバーチで作りガッチリ固定することで不要な振動を減らします。また、スピーカーホールの周囲はテーパー加工をして音が綺麗に飛んでいく効果を狙っています。
グリルクロスで覆われてしまうと見えなくなりますが、見えない所にこそこだわりを(笑)
グリルクロスを貼るのは結構大変な作業なのですが、作業中の写真は撮り忘れました(笑)
そしてキャビネットと合体させると完成が近いぞ!という雰囲気になりますね。
そしてキャビネットと合体させると完成が近いぞ!という雰囲気になりますね。
お次は、このバッフルをさらにガッチリさせる為のツッパリ棒、強化型スタビライザー「ツッパリ野郎1号」です。
未塗装の木の棒が標準仕様の突っ張り棒です。そしてオイルフィニッシュで仕上げられた方が強化型スタビライザー「ツッパリ野郎1号」です。見るからに強そうですね〜〜〜。ではこいつに突っ張ってもらいましょう!
じゃ〜〜ん!あとはスピーカー付けてバックパネルで蓋をすれば完成なのですが、今回はなんとバックパネルにも一工夫しました。バッフルと同じく硬質なフィンランドバーチで製作したのです。
仮フィッティングして問題がないことを確認。その後、強化型スタビライザー同様にオイルフィニッシュで仕上げていきます。
オーナー様が準備したスピーカーユニットEVM-12Lを2基取り付けていきます。見た目は違いますがどちらも正真正銘のEVM-12Lです。シルバーの方はOEMバージョンのようですね。
今回は8Ωスピーカー2基を直列に繋いで16Ω仕様のキャビネットとします。
今回は8Ωスピーカー2基を直列に繋いで16Ω仕様のキャビネットとします。
オイルフィニッシュのバックパネルも装着し完成です!!
どうです?このルックス。バックパネルが思いの他カッコイイ!さて、この後スタジオに持ち込んで音出し予定ですが、タイミングよくギターのレコーディングが入っているのでオーナー様の許可をいただき実戦投入してのレビューができるかもしれません。ご期待ください!
このMarshall 1960Aのチューンアップ。元はといえば、私阿部の個人的なこだわりで始めたのですが、この度「Marshall 1960A 212JS」と命名しました(笑)
※本記事同様のチューンアップをご希望の方はコチラからお問い合わせください。
[email protected]
このMarshall 1960Aのチューンアップ。元はといえば、私阿部の個人的なこだわりで始めたのですが、この度「Marshall 1960A 212JS」と命名しました(笑)
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