名古屋 グランドピアノ完備のレコーディングスタジオ JOYSOUND 601 Studio

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a-bee Road

チーフエンジニア阿部​によるマニアックコラム

マイクスタンド考察

8/27/2019

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レコーディングにおいて最も重要と言っても過言ではない作業はマイキングではないでしょうか?そんなマイキングに欠かせない道具がマイクスタンドです。しかし、ここ数年の悩みの一つはこのマイクスタンドだったりします。何故か?一般的に「定番」とされているマイクスタンドの耐久性に不満があるのです。と言ってもすぐに壊れるとかではなく、マイクの重みで首をうなだれる、お辞儀をしてしまうのが不満でありストレスなのです。

そんな中、とても素敵なマイクスタンドに出会いました。TAMAさんのIron Works Studioシリーズのマイクスタンドです。
「定番」の物と比較すると少々お値段お高めですが、この品質なら良心的な価格設定と思います。ちなみに「定番」のお辞儀の様子は動画にしましたので是非!ご覧ください。タイムラプスで撮影しましたので一瞬の出来事に見えますがどちらも10分ほど撮影をしました。
まずは標準サイズのブームスタンドにNEUMANN U87Aiを付けてみました。奥がTAMAのMS736BKです。取り付けた直後はブーム部分が若干沈み込む感じがしますが、その後は安定しています。対して「定番」の方はまるでダメですね。何度このお辞儀にイライラした事か、、、

U87Aiでのテストは意地悪テストでしょうか?(笑)

それではより実戦に近い状態でテストしましょう。次はショートブームです。
スネアの裏面にTelefunken M80をマイキングしてみました。右側がTAMAのMS736LBKです。素晴らしい安定性ですね。

601Studioでは今後Iron Works Studioのスタンドをメインにするべく大量購入したいと思います。が、、、不満な点もあります。それは脚を広げた時の最低地上高です。
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上の画像は「定番」の脚を広げた際の最低地上高で約7cmあります。

​それに対してTAMAの物は、、、
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約4cmちょっとしかありません。これの何が問題かと言うと、脚を重ねてマイキングができないのです。
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つまり、このような状態のマイキングができない。これが出来るとドラムの周り等マイクスタンドが乱立するような場所では非常に助かるのです。ただしTAMAの物は脚そのものがパイプではなく鉄製の無垢棒で作られており安定性が高く、その分短くできているので省スペースではあります。

この点だけが若干惜しいのですが、非常に満足度の高い製品ですね。
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George Clinton Final Tourへ

8/15/2019

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お盆休みいかがお過ごしでしょうか?私は少し長めにお休みをいただいて、明日から一週間ラスベガスへ行ってきます。目的はGeorge Clinton and Parliament Funkadelicのライブです!
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George Clintonと言えばP-Funk軍団のボスであり、JBやスライと並ぶFunkのパイオニアとして広く知られています。私の事をよく知る方は「あぁ、また阿部のP-Funk話かぁ〜」と思われるかもしれませんが(笑)本日は「何故、わざわざラスベガスまで見にいくのか?見に行かざるを得ないのか?」について書きたいと思います。

そもそもの話ですが、George Clintonは今年でツアーからの引退を表明しており、そろそろ見納めなのです。そんな引退ツアーの一部として日本にも来たのですよ!確か今年の5月に3日間ほど。で、私はそれを見に行ったのか?

​答えはNo!です。何故なら理由は単純「楽しめないから」です。

P-Funkのライブは単なる音楽イベントではなく「Party」もしくは「集会」だと思っています。私は90年代に日本、アメリカ、オランダ等で数十回はP-FunkのPartyを「体験」しているのですが、どのPartyも短くて3時間、長い時は4時間で2Daysなんて時もありました。熱心なP-Funk信者である「Funkateer」からするとそれが普通、当たり前なのですが、近年の日本では「ナイフとフォークで食事をしつつワインでも飲みながらライブを見るスタイルの箱」で2ステージ入れ替え制でたったの1時間しかやらない。

​はっきり言わせてもらうと無粋極まりない!もう一度言いますよ!「無粋極まりない!」P-Funkってそんな音楽か?オールスタンディングで、せめて2時間1ステージにして元気のいい日本のFunkバンド(そんなのいるのか?)を前座につけるくらいしてほしい。

​という訳で日本のFunkateerは海外に見に行くしか無いのであります。海外での事情は日本と全く異なり、レジェンドの引退を盛り上げるPartyが連日のように行われています。と言ってもGeorgeは既に78歳。Youtubeで最近の映像を見る限り今は2時間弱のステージとなっているようです。しかし!!その分を補って余りあるメンツが一緒にツアーを回っているのです。先日まで行われていたオーストラリアツアーにはなんと!!レッチリが!念のため言っておきますが、あのRed Hot Chili Peppersですよ!
いやぁ〜これは豪華ですねー。レッチリはグラミーの受賞の際などにもP-Funk軍団と登場してますし、彼らの1stアルバムは確かGeorgeプロデュースでしたからね。

そして私が見に行くOne Nation Under A Groove TourにはFishbone, Dumpstaphunk, Galactic,等が出演するのです!いやぁ〜〜夢のようですね!これでチケットは100ドルしない!

ねぇ?「ナイフとフォークで食事をしつつワインでも飲みながらライブを見るスタイルの箱」に1時間18,000円も払って見にいく気にならないの理解していただけますよね(笑)つまりは日本とアメリカでは「文化が違う」って事に尽きるので、仕方ないとは思います。また、日本の短いライブで楽しんだ方々もいらっしゃると思いますので、それはそれで価値のある事だとは思いますし、足を運んだファンの方の気分を害するつもりもありません。


話は変わりますが、私がP-Funk好きだと聞くと「どれがオススメか教えてください」とおっしゃる方が少なく無いのですが、非常に答えに悩みます。50年以上も続いているバンドのある1曲(もしくは1枚)だけを切り取って「これがP-Funkじゃ!」なんていえる訳が無いですよね。でも、最近見つけました。スゴイ演奏を!しかも動画で!
数あるライブ映像の中でもコレはバンドの絶好調ぶりが伺える貴重な映像だと思います。これは「Red Hot Mama」と言うFunkadelic名義での名曲ですが、この日のライブのフルバージョンもYoutubeには転がっているので、気になった方は探して見てください。ものスゴイです!

そしてもう1つとんでもない映像をご紹介します。これはまだ「ドゥーワップグループだったThe ParliamentsとそのバックバンドFunkadelic」と言う時代のTV出演映像で、「FUNK」誕生前のドロドロしたドス黒いグルーブがうごめいていて、爆発寸前!って感じがたまりません。
初めてこの映像を見たときに「なんじゃこりゃ!?放送事故じゃん!」と思ったのをよく覚えています。紫のレオタード?みたいなのを着たヘンテコなモヒカン頭で歌っているのが若き日のGeorge Clintonですね。

​この映像から50年経ったGeorge Clinton。
​変わらずFunkしている姿を見られるのが楽しみです。

それでは行ってきま〜〜す!
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Marshall 1960Aのその後とスタジオ近況

8/5/2019

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約一か月ぶりの更新となってしまいました(汗)
JOYSOUND 601 Studioは忙しく稼働しております。そしてチューンアップされたMarshallのキャビネットは、しっかりとレコーディングで活躍中です!

※Marshall 1960Aチューンアップをご希望の方はコチラからお問い合わせください。
mod1960a@gmail.com
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ギターアンプは持ち込みされるギタリストさんが多いのですが、そんな場合もタイミングを見つつ「ちょっと コレ試してみません?」とスタジオの常設アンプも試していただくよう、お声がけさせていただいております。

JBLのK-120を搭載した黒パネの「デラリバ」は皆さん気に入っていただけますし、チューンアップ後はMarshall 1987+1960Aの組み合わせも人気ですね!最初は何も言わず試していただくのですが、「これ実はスピーカー2発に改造してあるんですよ」と説明すると「だから音がクリアなんだ」とか「どうりでスッキリしてるわ」とか、嬉しくもあり、狙い通りでもある感想をいただけます。チューンアップは成功だと実感できる瞬間です。

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話は変わりますが、最近レコーディングにいらっしゃる若いベーシストのプレべ率が高い事に気づきました、そしてみなさんフラットワウンド弦を張っていらっしゃいます。誰の影響なんでしょうか?

先日来られた20代のベーシストの愛機はこちら!
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コレ61年製のオールドプレべです。本物です!いや~気合入ってますね。こんなの持ってこられたら私もテンションが上がります!ベースアンプは当然Ampeg B15Nの出番です。
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いい音してました。しっかり試奏もさせていただきまして、、、笑
ありがとうございました!

引き続きベーシストの皆さんのお越しをお待ちしております!もちろんプレべオーナー以外の方も大歓迎です。
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    著者

    JOYSOUND 601 Studioチーフエンジニア阿部峰久

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