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さて、Marshall 1960Aチューンアップも佳境に入ってまいりました。ご覧のように新規に製作した12インチ2発タイプのバッフルを黒く塗装しています。しかし、普通に黒く塗っているわけではありません。
ダイポルギーという特殊な制振塗料を使用しています。なんと!新幹線などにも使われているハイテク塗料だそうです。どれほどの効果があるかわかりませんが、バッフル前面は最終的にグリルクロスで覆われてしまい、後からの施工が不可能な部分となるので「やるなら今だ!」と使ってみました。キャビネット内部にも使用してみたいところですが、「楽器としての鳴りを失わない」というテーマもありますので、ひとまず様子見です。キャビ内部は後からの施工も簡単ですからね。
そして、先日お伝えした突っ張り棒の進捗です。
そして、先日お伝えした突っ張り棒の進捗です。
突っ張り棒改め、「スタビライザー」と呼ぶ事にします(笑)左がスタビライザー試作1号機。右の赤いのが2号機です。素材と取り付け方法が若干違います。また、2台とも角を綺麗に丸めて整流効果を狙ってみました。
仮当てして色々検討した結果、「少しゴツいかな〜」となり、3号機を試作する事にしました。
いつものように手際よく試作してくれる三輪さん。頼もしいです。
あっという間に完成したスタビライザー3号機です。赤い2号機と比較するとコンパクトになっていますが、角を丸めて整流効果を狙っているのは同様です。大きな違いは突っ張る為の支柱が1本になっているところです。過度な制振処理をしない為には、このくらいが適切と判断しました。こいつをバッフル裏面からねじ止めします。
そして、このスタビライザー3号機にもひと手間かけました。
そして、このスタビライザー3号機にもひと手間かけました。
木目を生かしつつワインレッドに塗装します。使った塗料は、
オイルステインです!このスタビライザーは最終的には隠れて見えなくなるのですが、せっかくなので見た目も美しく仕上げたいなと。
「完全にオーバークオリティーだな(笑)」と三輪さん。
「完全にオーバークオリティーだな(笑)」と三輪さん。